バスに乗る

念のために申し上げておきますが、ハワイでは自動車は右側通行。間違えて逆方向のバスに乗らないように。
バスには前ドアから乗ります。ワイキキ周辺でも郊外でも、順番をついて乗り込むということは無いようですが、女性や子ども連れなどに譲る人はよく見かけます。

写真は車椅子用のリフトです。バスに乗り込む前に、降りてくる人を通してあげましょう。 実は出入口は、前方と中央の2か所あるのですが、中央が出口専用で、前方は出口と入口の兼用なのです 。特に、高齢者や体の不自由な人などは、よく前ドアから降りてくることがあります。 バス料金 は2ドル50セントで、乗るときに先払いする、固定料金制です。

紙幣とコインとで入れる場所が違うのですが、見ればスグにわかります。注意しなければならないのは、両替機もないし、おつりも出ないことです。乗る前に2ドル50セントちょうどを準備しておきましょう。なお、6歳~17歳は1ドル25セント、同伴の5歳以下は無料です。

ほかに、連続した4日間乗り放題のパスが、35ドルでABCストアで売られています。レジで、 「4days bus pass please」といって買いましょう。

 4日間パスは現在35ドルとなっています。


バスに乗ってから

乗ってすぐの椅子は、すべてプライオリティ・シート(優先席)になっています。 日本人向けにも日本語のステッカーが貼ってあります。しかし、現地ではレディーファーストと並んで、年配者をいたわるのがあたりまえとなっています。シルバーシートでなくても年配者が立っているそばで若い人が座っていると、チョット非難の視線を浴びることになるかもしれません。

乗車時など、ときどき自動車内放送が流れることがあります。ドライバーが「・・・、バック・プリーズ!」と叫ぶこともあります。これは、車内が混んできたので「後ろへおつめ願います」というわけです。
また走行中の車内では、次のバス停に近づくと男性の声のテープが流れます。「ナウ・アプローチング、(バス停付近の通り名)、(近くの施設名)」。
日本のようにバス停に名前というものはありません。走っている通り名、横切っている通り名で呼ばれます。ワイキキ周辺などでは近くのホテルやショッピングセンターの名前もアナウンスされます。
有名な施設がある場所では、声をかけてくれるドライバーもいますが、あらかじめ乗車時に行き先を告げて、近づいたら教えてくれるよう頼んでおくと、大声で知らせてくれます。

郊外を走るバスでは、案内のアナウンスが無い場合もあります。地元の人しか来ない、という前提があるからかもしれません。こんな地域では、窓の外の風景で判断するか、事前にドライバーに降りたい場所を告げておくといいでしょう。


英会話の例

苦手な方は、紙に書いておいて、乗車時にドライバーに見せて、 ニッコリ微笑むべし。

「アリゾナ記念館に着いたら教えてください」

  1. Please tell me when the bus stops at Arizona Memorial
  2. I want to go to Arizona Memorial.
  3. Please tell me where to get off. I'd like to go to Arizona Memorial. Please tell me when I must get off.

のりかえについて

2014年7月1日より、市バスの乗り換えルールが新しくなっています(左の画像をクリックしてください)。
これまで乗り換えは1回に限り無料でしたが2回まで無料となり、合わせて乗換チケット(トランスファー)のデザインと使用方法も見直されました。

乗り換える予定がある場合は、最初にバスに乗ってお金を払うときに、
「トランスファー・プリーズ」とドライバーに言いましょう。トランスファー・チケットをくれます。
そして次のバスに乗り換えるとき、このチケットをドライバーに提示すると、チケットの下の部分(クーポン部分)だけを切り取って戻してくれます。
さらに2度目の乗り換え時、つまり3台目のバスに乗るときにこのチケットそのものをドライバーに渡します。こうして3台のバスを、一番最初に支払った2ドル50セントだけで、乗り継いで利用することができます。

ただし、以前のように、同一路線の往復に使用することはできません。有効時間があり、縦長の乗換えチケットの上部分は、有効期限(時刻)のところでちぎってあります。時間オーバーしてしまったら無効ですので、あらためて2ドル50セントを支払うしかありません。
なお、このトランスファーチケットは、最初に現金で運賃を支払う乗客が、自らリクエストした場合にのみ渡されるものです。中には日本人観光客と見るや、すぐにこのチケットを渡してくれるドライバーもいますが、基本的に「明確に要求しないと相手にされない」のは、日本社会と異なる点の一つです。

 

【トランスファーチケット今昔】

今は昔、トランスファー・チケット は往復で使ったりすることもできました。たとえばワイキキホテル街で乗車、$2.25(当時の運賃)を支払うと同時にドライバーからトランスファー・チケットをもらい、ショッピングの後トランスファーチケットでホテルに帰ることも、時間内であれば 可能でした。また、降りた地点から同じルート番号のバスに乗りなおす、「途中下車」もやはり2時間以内ならOKでした。
左写真の左側は、2009年の乗り換えチケット。右側の乗り換えチケットはさらに昔のもので、路線番号と有効時間だけでなく、西行き「N」、東行き「E」の、方向を示す欄が存在していた時代のものです。この頃は細菌と同じく往復には使用できないというルールがありました。


バスを降りる

降りたいときは、窓のところに引き渡してあるワイヤーを引っ張ります。するとサイン音が鳴って、車内前方に、
「Stop Requested(つぎ、とまります)」
の赤い表示がでます。原始的な感じですが、実際に使ってみると経済的かつ合理的で感心します。日本では見た目が先進的であることが評価されるようですが、それがすべてではない、という気持ちにさせられます。なお、最近は日本と同じように降車ボタンを押すタイプもあります。また、まれに黄色いテープ状のスイッチを使用している旧型車種もあるようです。

旧型バスでない限り、車内に電光表示によって次のバス停名(正確にはバス停付近の通り名や施設名など)の表示がなされており、ワイヤーを引くと「Stop Requested」と表示されます(左写真)。バスを降りるときは、中央のドアから降りますが、混んでいるときは前のドアから降りてもかまいません。ただし、中央のドアはほとんどの場合、手動ドアです。ドア上の緑のランプがついたらロックが外れたサインなので、自分で手で押してあけます。ドアは勝手に閉まろうとするので、降りた人はたいてい次の人のためにドアを持っていてあげます。

とても混雑していたりして、自分が降りるまえにバスが発車しようとしたら迷わずに、
「揚げ豆腐 !!」と叫びましょう。
バスのドライバーにはきっと「アイ・ゲット・オフ(I get off)」(降りまーす!)と聞こえることでしょう。

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