市バスを活用しよう

ホノルルを中心とした上手な観光の方法に、市バスの利用があります。 ハワイの島々の中でも、ホノルルのあるオアフ島は唯一、公共交通機関として十分に機能している定期バス路線網が整備されているところです。オアフ島めぐりすら、市バスでできてしまいます。 この市バスは、「ザ・バス(The Bus)」という名前がついており、路線数も多く、どこまで乗っても2ドル50セントという安さが魅力です。 バス停での待ち時間もワイキキホテル街なら10分から20分程度。 上手に乗りこなすためのポイントをお話しいたします。

まずは、2015年10月現在の運賃についてざっと見ておきましょう。

大人
(18歳以上)
$2.50 乗車時先払いで、片道2ドル50セントの固定料金。すぐ隣のバス停で降りても、始点から終点まで乗っても2ドル50セント。
ユース
(6~17歳と19歳以下の高校生)
$1.25 年齢を証明できるものを提示すること。
特に19歳以下の高校生は、高校が発行するID Cardの提示が必要。
ただし18歳以上の大学生、職業訓練生は適用外。
5歳以下 無賃 料金を支払う大人1人につき、座席を使用しない5歳以下の幼児は無賃。
2人目からは一人につき$1.25が必要
65歳以上 $1.00 ただしシニアパス、または米国メディケアカードを提示のこと。
4日間パス(4-Day Pass)

$35.00

連続した4日間にわたって乗り放題のパス。ワイキキ地区ならすべてのABCストアで購入可能。レジ店員に言えば出してくれる。


いろんなバス停

バス停は、「The Bus」という黄色いちっちゃな看板です。道路の照明ポール や、写真のように電柱に取り付けてあったり、郊外ではヤシの木に打ち付けてある場合もあります。

ワイキキ周辺ではバス待ち用の屋根やベンチがあったりして、人がたむろしてますからすぐにわかると思います。もちろん有名な施設のバス停はもっとわかりやすくなっています。
左の写真は、ワイキキホテル街からも近いハワイ最大のショッピングセンター「アラモアナSC」の海側バス停です。このSCはバス乗換ターミナルとしても有名です。

左の写真は、急行バス「City Express !」もとまるバス停です。「City Express !」がとまるバス停では、クルクルと手で回して見る路線案内図が取り付けられているものもあります。


バスに乗ってどこへ行く?

バスは路線ごとに番号がつけられていますから、英語が苦手な人でも心配いりません。バスがやってくると、前に行き先表示が出ていますし、乗り口の横には経由地も表示され、テープのアナウンス(英語)も流れます。 たいていのバス・ドライバーは、質問してもていねいに答えてくれます(英語)。たとえばアリゾナ記念館に行きたければ、「アリゾナ・メモリアル !?」と一言でOK。

そのバスでよければ「カモン!」というような動作をしますし、ちがっていれば乗るべきバスの番号を教えてくれます。 乗り換えが必要な場合でも、ドライバーは乗るように合図してくれます。そして、乗り換えるべきバス停に着くと、たとえば 「Arizona Memorial !(へ行く人はここで乗り換えだゼィ)」と大声で知らせてくれます。ドライバーの声に注意して乗っていましょう。

 バス・ドライバーの写真は許可を受けて撮影しています。


初心者は、「ホテル街 ~ アラモアナセンター」線から

ワイキキのホテル街からバスで約10~15分のところにある、 「アラモアナショッピングセンター」。たんにアラモアナセンターと呼ぶこともあります。 この両方を結ぶバスの本数はやたらと多く、日本人も多く乗っていて、初めて市バスにチャレンジ!という方にはおすすめです。 「バスをお降りの際は、後方のドアをご利用ください」という、日系おばさん的発音の自動音声が流れるバスも中にはあります。

ワイキキのホテル街とアラモアナセンターを結んでいるバスの系統番号は、8・19・20・58。間違いがないのは「8」番のバスです。ワイキキのホテル街とアラモアナSCの往復バスです。 ホテル街から乗るときは、行き先表示に「ALAMOANA CTR.」と出ていれば、間違いありませんし、 「19 Airport-Hickam」、 「19 Downtown-Aala Park」、 「20 Airport-Pearlridge」行き などでも、終点まで行かずに途中で降りる、というだけのことです。

帰るときは、来たときに降りた海側バス停で8番バスに乗ってしまうのがコツ。ワイキキホテル街から着いたバスは、行先表示をここで「WAIKIKI BEACH & HOTELS」に変え、ショッピングセンターをひと回りしてホテル街へ向かうからです。


ちょっと注意

バスの中でのルールやマナーといったたぐいのものは、通常の日本人なら常識レベルです。中には笑ってしまいそうな行為まで明確に禁止されています。
最も違うところは、これらの行為が、マナーといった自己規律的なものではなく、明確な不法行為として「500ドル以下の罰金または6か月以下の懲役」といった罰則も明示されています。
以下は不法行為とされるものを、一部日本的に表現したものです。

  1. 飲食喫煙(電子タバコも不可)
  2. ごみを捨てること
  3. 燃えやすいものや爆発性のあるもの、有毒物質の持ち込み
  4. 携帯電話の使用(サイレントモードを除く)
  5. ハンディのある人に対し優先席を譲ることを拒否すること
  6. 「たん」や「つば」などを吐き出すこと
  7. 大小便をすること
  8. 運転手の業務を妨害すること
  9. 中扉から乗車すること(運転手の指示がある場合を除く)
各種オーディオデバイスはイヤフォン、ヘッドフォンの使用が必須です。動物は、膝のうえか椅子の下に収まる大きさのゲージに入れればOKです。もちろん補助犬は制限ありません。
そのほか乗車を拒否する事由として、運賃を支払わなかったり有効なパスを提示しない者、酒や薬物によって酩酊状態の者、その他法令に反する行為を行う者などが明示されています。
なお金属フレームが入ったバックパックは、他の乗客に危険なため、持ち込むことは禁止されています。
この写真は以前の注意書き。だんだんと「常識」が変化してきたことの証といえるかもしれません。

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